令和5年 塗料の常識が変わりました!

ウレア樹脂

こんにちは、代表親方の飯島健一です。これから「塗装の知識」が新しく始まりました。

その1回目として塗料の常識が変わりました!ということになりました。

皆さんも大体塗料の事はご存知の事と思いますが、もう一度塗料の種類と耐候年数を見てみましょう。

◎アクリル塗料      5年耐候

◎ウレタン塗料      5~8年耐候

◎シリコン塗料      8年~10年

◎ラジカルシリコン塗料  12年~15年耐候

◎ハイビルドシリコン塗料 15年~18年耐候

◎フッソ塗料       15年~20年耐候(各社含めた年数の最小~最大)

◎無機ハイブリッド塗料  20年~26年耐候(各社含めた年数の最小~最大)

注:上記は1液型の塗料を基本として見ています。2液型の場合は上記年数より2~3年耐候年数が延びます。

ここまでが、塗装業界の長い歴史の中で使用されてきた各種塗料(樹脂)になります。その塗料の常識が令和5年変わります!この歴史のひとつに新たに加わるのが

「ウレア樹脂」という塗料になります。無機塗料の耐候年数が「20年~26年」であったのに対しこのウレア樹脂は「30年耐候」になりました。また、高耐候性+強靭な防水塗膜であること。建物にウエットスーツを被せたようなイメージです!無機塗料の上の塗料がついに開発されました。次世代塗料と言っても過言ではないと思います。

このウレア樹脂「スーパーウレアコート」のいいところは、耐候年数が無機塗料より長いのに施工単価が同じくらい又は多少安く施工できること!にあります。

これらの時代にふさわしい塗料と思っています。

※屋根外壁塗装でいちばん悩むのが金額だと思います。塗り替えをするぞ!と決めたら先ず、今回の塗替えでどのくらい持たせたいのか?を先にお考えになってみてください。塗料は上記の様に沢山の種類があり、その中にも吹付塗装やデザイン塗装、クリアー塗装などがあります。例えば、15年後に建て替えす予定があるのに30年持つ塗料で塗る必要性はなく、12年~15年の塗料または12年くらいの耐候性の塗料で塗替える。こんな感じで塗料を選択していくのも一つの方法ではないでしょうか?なぜなら・・・実際の耐候年数は塗料メーカーでいう年数より長く持つ!からです。(一部塗料ウレタン塗料以外。傷み具合に合った下塗り材の選択と傷み具合に適した希釈割合を行った場合になります)

今回のテーマの余談になりましたが、塗料は日進月歩で毎年毎年改良された塗料が各社から発売されています。ですが、塗装を行うのは人間です!塗り替えをお考えの場合は、塗料と同じくらい「どんな経験のある職人さんかな?」というのも必ず検討のひとつに入れる事を忘れないでください!

「塗装は心」で塗るものです。心を入れて塗るか塗らないかでは仕上がりやその後の持ちも大きく変わります。そのようなことも会社選びのひとつにして下さい。そして、人生で1回か2回の塗り替え工事を失敗しない塗装工事にして下さい。

ここまでお読み下さりありがとうございます。

初代代表親方 飯島健一

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