塗布量って何?

錆止め塗料に硬化材を計算しながら混ぜているところです!

屋根用の下塗り材にセットの硬化材をいれ撹拌しているところになります。

 こんにちは。代表の飯島です。今日は塗布量ってなに?ということで

塗り回数と塗布量についてお話したいと思います!

皆さんが外壁塗装や屋根塗装を行う場合大体の人は、下塗りして上塗りを2回塗るのよね!と言われる方がいますが・・・間違っていません!正解です

通常の塗替えでは、下塗り・中塗り・上塗りの3工程で工事は収まりますが、外壁の傷み具合によっては下塗りを2回行う事もあります。コロニアル屋根などの場合には度々下塗りを2回塗布したり、下塗り材を1回目と2回目で異なる下塗り材を塗布することもあります。

次に塗布量についてお話します。塗布量とは1㎡あたりに塗布する塗料の事で各塗料により塗布量は異なりますが平均すると、

上塗り材の場合では、1㎡あたり0.13㎏~0.15㎏(130g~150g)というのが各メーカーさんのカタログに記載されているのが多いですね。塗料も石油缶で12㎏~16㎏とバラバラです。

外壁の積算する場合に、先ずこの塗料は1㎡何グラムから何グラム塗布するのかな?から入ります。

12㎏の塗料の場合に1㎡/120g塗布すれば、100㎡塗装可能という計算になりますが。150g塗布した場合では80㎡塗装出来ますよ・・・になります。しかし、この計算は、平滑な面で塗装した場合に塗れる面積ですよ!という事なんですね!

外壁や屋根で平滑なものは殆どありませんから凹凸の多い外壁の場合では100㎡塗装できるところ65㎡しか塗装出来ないこともしばしばあります。そのようなときは材料を注文し工事を続けます。

が・・・一握りの心無い塗装業者(?)の中には希釈のシンナーや清水の量を多く入れてごまかし、塗装してしまう業者もだまだいるということを時々耳にすることがありますね!工事が完了した時はきれいに見えます・・・しかし半年、1年過ぎたころか

「あれ?なんかここの壁少し薄くなってきたように見えるけど大丈夫かな?」から始まり3年もすると斑が多く目立ち始めます・・・後の祭りになってしまいます。

※ちゃんとした塗装屋さんの見極めかた

  塗料を希釈する際に秤を使用していますか?

  ここが一つの見極めのポイントです!

塗布量や塗り回数は基本的な事です。メーカーさんの期待対応年数○○年~○○年というのはこの希釈の範囲で塗装した場合です。下地処理を適正に行い、仕様書通りに工事していればメーカーさんの期待耐用年数より長く持つこともあります。(定期訪問にて確認済)

今日は少し職人話に偏ってしまいましたが、塗装工事で塗布量とは決まりであり守らなければならない当たり前のことなんですね!

塗装工事でお悩みがあれば何時でも代表親方飯島健一までご相談ください!

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