塗装技能士について!

1級塗装技能士資格って必要なの?

お客様宅に伺った時にたまに「他の会社の人が1級技能士の資格を持っていても意味がありませんよ」って言われたけど、と言われたことがあります…

私が1級塗装技能士の試験に合格して初めに感じた事は「プロになったんだ!」でした。塗装工事を行うのには経験が主な力になりますが、経験だけでは真の塗装職人にはなれないと感じ試験に挑戦しました。試験内容は、図面作成から下地処理、調色、スプレー塗装、ガン吹き(現在はマスチックローラーに変更)等の実技試験と学科試験があります。普段の仕事通りにやれば問題ないだろう…最初はそんな気持ちもありました。しかし、塗装と言えども流石に国家資格でした!

養生からスタートして、コンパネの下地処理(パテ処理)を行い、そこに図面を作成します。次に色を調色し塗装します。その間にスプレー塗装やガン吹き(現在はマスチックローラーに変更)の試験行います。最後に自分の試験箇所をきれいに清掃して終了になりますが、清掃までが減点の対象に入ります。この作業を当時は4時間で行いました。

夏場の暑い時期に行うのでかなりハードでしたね。普段は現場に出ているので練習もなかなかできないので休みの日にパテや調色の練習をしました。学科は試験の2ヶ月前から現場で弁当を食べてから車の中で過去の試験問題を勉強しました。ですが…弁当を食べると眠気かきますよね…最初は試験問題を4~5問くらいやると意味も分からないことだらけでなので瞼がだんだん重くなり…のくりかえしでした。

そんなこんなで合格しました。嬉しかったですね!試験結果は県庁の前に掲示されるんですが見に行きましたよ!(現在はホームページから確認できます)

ですから、まれに1級技能士の資格を持っていても意味がないという人もいますが、この1級技能士の試験に挑戦できないのか?又は挑戦する勇気のない人なのか?私はそう思うだけです。1級塗装技能士の資格が自分にあるというだけでも、

プロとしての仕事をしよう! プロとしての自覚を持とう!

私の場合はそのように変わりました。意味のない国家資格などありません。

必ず、意味があり、意味が生まれるから「国家資格1級塗装技能士」という資格があるのです!

塗装技能士について本日もお読み下さりありがとうございました。

                      初代親方 飯島健一 23.9.6

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