雨水の侵入でサイディングの表面が剥離していた箇所を樹脂モルタルを使用して模様をつけてみました。
こちらが施工前の状態です。(写真上)
こちらはサイデイングのクラックにコーキングではなくエポキシ樹脂材を充填しているところです。
塗装工事は下地処理をごまかさずしっかり行う事が大切!
いつもありがとうございます。代表親方の飯島です。今日はさくら市櫻野のO様邸でサイディングの補修とクラックの処理に行ってきました。
サイディング材が雨水の侵入で表面がボロボロと落ちてしまっていて、初めて確認した時は張替えかの必要があるかな?と感じましたが表面部分のみの劣化でしたので、ん!これはサイディング専用のパテ材で何とかなるな!と思いお客様に下地処理の説明をさせて頂きました。
しかし、工事が始まって劣化部分を撤去して行くうちに他の部分まで剝がれ、補修後の肉厚寸法が5mm以上になってしまう(窯業系専用パテ材の最大肉厚寸法は5mm)・・・そこで急遽、Kモルタルという軽量樹脂モルタルでの補修に変更しました。このKモルタルはコンクリートの爆裂(コンクリート内部の鉄筋が雨水の侵入でコンクリートが崩れたりしてしまう)補修に使用されるものですが、薄付も可能な優れモノです。
下塗りをしてKモルタルを平滑に塗ってから今回はプラスチックのスプーンを利用して凹凸模様を付けました。どのようにして既存の模様が出せるか前日まであれこれ悩みましたが最終的にスプーンの丸味を活かして凹みをつけてみよう!と・・・正解でした!良かった。
クラックの補修は基本的に弊社ではコーキングでの補修は禁止しています。なぜかというとコーキング材はクラックの中まで充填することが極めて難しく表面のみになってしまうからです。クラックの状況で液体のエポキシ樹脂を注入したり、弾性エポキシ樹脂材を使用することもあります。また補強繊維入りのこ補修材も軽微なクラックには使用したりします。今回はクラック幅もヘアークラック以上あったのでスムースエポというエポキシ樹脂補修材を選択した。
塗装工事は下地処理が命です。塗装後の住宅を少しでも長く持たせること。これが私たちサンキョウ塗装の職人です。
諦めていた外壁のヒビ割れやサイディングの劣化など気になることがあればお気軽にご相談くださいね。外壁補修のプロが対応します!